【動画で解説】代表直伝!アンビシャスの軽貨物/新人ドライバー教育で学ぶ運転の極意
こんにちは。軽貨物配送業のドライバー教育サービスを提供している、アンビシャスです。
軽貨物ドライバー、特に新人の事故が増えている昨今、ドライバーの運転を見直したいとお考えの経営者も多いのではないでしょうか。
「軽貨物の新人ドライバー向けの運転指導サービスを探している」
「アンビシャスの運転 指導でどんなことを学べるか知りたい」
そんなお悩みを抱える軽貨物配送業界の方へ。
今回はアンビシャス代表・深瀬が、動画にて弊社のサービスで学べる運転の極意を解説いたします。
アンビシャスの運転指導サービスと、ドライバーが運転時に注意すべきポイントが丸わかりです。
文章でお読みいただけるよう記事にもまとめていますので、ぜひこちらも併せてお読みになってください。
▽動画で見たい方はこちら▽
軽貨物の新人ドライバー教育の極意
1.スピードを出さない&構えブレーキ
技術的な面でいうと、気を付けていただきたいのはやはりスピードですね。
スピードを出して運転している車とそうでない車…とっさの反応がしやすいのはゆっくり走っている車です。
「危ないっ」と感じた時、スピードが出ていると急いでブレーキをかけても間に合いません。
速度が出ている車はブレーキ~停車までに時間がかかるのはもちろん、常にアクセルを踏んでいると初動が遅くなります。
もしもの時、アクセル→ブレーキに足を持っていくコンマ何秒という時間も、事故の規模を左右してしまうのです。
そこで私が提唱するのは、「構えブレーキ」という走法です。
基本の位置を常にブレーキにしておくことで、万一の時も即座に反応することができます。
まっすぐな道やカーブの際もアクセルではなく構えブレーキを意識すると、事故の可能性が格段に低くなるでしょう。
併せて「かもしれない運転」を心がけることで、安全運転のレベルはさらに高まります。
信号がなく死角が多い交差点・細い路地が多い商店街や住宅街・マンションや家の入り口付近などは、いつ人や自転車が飛び出してくるか分かりません。
そうした危険が多い箇所では、
「子どもが飛び出してくるかもしれない」
「自転車が突っ込んでくるかもしれない」
…と思って走行すると、自然とスピードを落とすことができ、安全確認を怠らないようになります。
特に新人軽貨物ドライバーは初心者であることが多く、運転が荒っぽくなりがちです。
スピードを抑え、「構えブレーキ」と「かもしれない運転」を意識する、これはぜひドライバー全員に意識してもらいたいですね。
軽貨物の新人ドライバー教育の極意
2.意識は常に運転へ向ける
ドライバーは荷物のお届け先がどこか、表札やナビを見ながら運転することになります。
しかしそうなると、周囲の状況を把握しづらくなり、脇道から出てくる人に気づかないことも。
自分では前を見ているようでも、意識は表札探しやナビに向いているドライバーは意外に多いです。
目的地を見失わないように、そして周りの状況も常に把握しながら、どちらもおろそかにしないように気を付けましょう。
貨物の新人ドライバー教育の極意
3.死角を極力なくす
交差点やカーブ時など、周囲の死角を極力なくすのも安全運転には欠かせません。
例えば新人ドライバーさんは、左折・右折時の安全確認を怠っている方が非常に多いです。
前方だけでなく、曲がる際死角になる手前・後ろ手側からも通行人がくる可能性があります。
安全確認は車の“周囲”に対し行うものですから、左折なら左手側・右折なら右手側の安全確認もしっかり行ってください。
周辺に看板や大きな壁があるような交差点やミラーがない曲がり角でおすすめなのは、安全確認の際、身体を前に乗り出す方法です。
これだけでも死角がだいぶ少なくなり、安全に車を進められるようになります。
またカーブミラーが設置されている箇所は、事故が多い場所であることも覚えておきましょう。
ミラーがあるからと油断せず、きちんと自分の目で周囲の安全を確認することも大切です。
軽貨物の新人ドライバー教育の極意
4.一時停止はしっかり止まろう
ドライバーによくあるクセとして、一時停止線で車を停止させないで走り出すことが挙げられます。
私が「今の停止線、止まっていなかったよね?」と尋ねると、「止まりましたよ?」と返すドライバーは多いですが…、
停止ではなく、“ゆるやかに走行”しながら安全確認しようとしているのです。
安全に周囲の確認をするためにも、一時停止線ではきちんと車を停止させることが大事ですね。
また「止まれ」と書かれていない停止線や優先道路でも、常にブレーキを踏めるよう意識してほしいですね。
優先意識が強いとスピードを出してしまったり、状況によらず車を進めてしまう可能性があるためです。
たとえ自分が走る車線に一時停止がなく優先だとしても、いつでも止まれるように走行するのがベストですね。
軽貨物の新人ドライバー教育の極意
5.時間帯による状況の変化を考慮
軽貨物配送は住宅街などの狭い道を回ることが多く、時間帯によって周囲の状況が変化しやすくなっています。
車が来る可能性を考慮せず飛び出してくる子どもたち、家路を急ぐ主婦・主夫の自転車…。
時間帯によって変わる状況を考慮して運転するのも、ドライバーとしての努めです。
例えば、動画撮影時はちょうど夏休みシーズンで、子どもたちが色々な場所で遊んでいます。
どのくらいの時間帯から子どもたちは遊びに出るのか・公園に集まるのはいつ頃か。
そういった子どもたちの行動パターンを頭に入れておくと、飛び出しなどの事故の防止に役立ちます。
子どもたちだけでなく、大人の行動にも要注意です。
お昼時前後は人通りが少ない道も、16~17時台になってくると、お夕飯の買い出しや家路に急ぐ主婦・主夫が多くなります。
日中ガランとした道であっても夕方には状況が変わってきますから、人や自転車の飛び出しに気を付けて走行しなくてはいけません。
そして夜間にも、周囲の状況が見えにくくなるという危険が潜んでいます。
人に対する意識はもちろん、道路の状況にもさらに気を配る必要があります。
前方の石段が見えず、カーブの際車体をこすってしまう・乗り上げてしまう…。
周囲の安全確認がしにくい夜間は、こうしたドライバー自身の安全を脅かす事故を起こす可能性もあるのです。
軽貨物の新人ドライバー教育の極意
6.歩きスマホや自転車に注意
最近は歩きスマホや音楽を聴いている歩行者・自転車が多いため、車に気づかれにくいということも念頭に置いて走行すべきですね。
動画でも前方の人が歩きスマホをしていて、最初は道の端を歩いていたのに、ふらりと中央まで出てきてしまいました。
さらにイヤホンをしているためか、こちらが車で近づいてもまったく気づきません。
このように、たとえ車が通るような道でも、歩きスマホやイヤホンをして周りに意識が向いていない人は大勢いるのです。
歩行者だけでなく、自転車も周囲の状況を鑑みていないことが大変よくあります。
動画でも、交差点のような広い場所を、スピードを出しながら斜めに突っ切って行く自転車と遭遇しました。
こうした危ない走行をする自転車も、歩きスマホなどと同様に多いです。
自転車を見かけたら用心する、くらいの心づもりが必要ですね。
軽貨物の新人ドライバー教育には事故の “本当の原因”を突き止めることも大切
私は車を運転して早幾年ですが…、未だに「自分の運転は下手だ」と思っています。
驚かれるかもしれませんが、実は過信しない人の方が事故を起こしにくいのですよ。
某運送会社の社長も言っていましたが、いわゆるビビりの人ほど慎重な運転をするため、自然と安全運転になるのです。
新人ドライバーも長年運転されている方も、自分の運転を過信せずに車を走らせてほしいですね。
とはいえどんなに気を付けているつもりでも、事故が起きてしまうことはあります。
例えば、先日実際に起きた追突事故のお話を挙げましょう。
そのドライバーは運転中に眠気に襲われ、ぼんやりしながらも赤信号で停車しました。
しかしその後、青信号に変わって隣車線の車が動き出したのを見て、前を確認しないまま自分も発進することに。
前方の車はまだ動き出しておらず、そのまま追突してしまいました。
この事故は確かに前方不注意によるものですが…、このドライバーの勤務状況を調べると、どうも365日フル稼働でほとんど休めていなかったそうです。
軽貨物ドライバーは常に事故と隣り合わせの仕事ですから、万一事故を起こした際も“なぜ事故が起きてしまったのか”、本当の原因・隠れた要因を突き止めることがとても大切です。
事故後のドライバーのヒアリングを丁寧に行うことで、会社側が把握していない課題が浮き彫りになることもあります。
事故防止・再発防止のためには、事故の裏側にある本当の原因を究明することが肝心なのです。
そのためにもぜひ、弊社の安全運転研修サービスを利用していただきたいですね。
心に響く!アンビシャスの安全運転研修サービス
https://ambitious-c.com/driver_education/
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